ソフトとハード

ソフトとハードについて書いておきます。

大学時代(パソコンについて全く知識を持っていなかった時代)、就職の面接を控えて後輩に質問したことがあります。

僕 :「ソフトとハードの違いって何?」
後輩:「えっ、ソフトとハードですか。うーん、そうですねー。。」
後輩:「ファミコンで例えるなら、
    ファミコンの本体がハードで、ファミスタとかのゲームがソフトですよ」
僕 :「おー、なるほど。わかった、わかった」 

このやり取りだけで、パソコンをわかった気になって面接に臨みました。
結果は言わずもがなです。そんな僕が、今パソコンの専門家になっているのも何かの縁なのでしょうか。

閑話休題 

パソコン用語でソフトとハードという言葉がでてきます。正確には、ソフトウェアとハードウェアですね。この言葉、わかる人にとってはあたりまえなのですが、以前の僕のようなパソコン初心者には結構な壁です。

上のファミコンの説明で納得できたかたもいるでしょうが、もうちょっと違う表現で説明してみます。
ソフトを映画とすると、ハードは映画館です。映画館があっても、その中で上映する映画がなければそれはただの建物です。同じように映画があってもそれを映像として映し出す場所(つまり映画館)がなければ、それはただのフィルムです。

パソコンのハードとソフトも同様の関係にあります。パソコンのハードとは電気屋さんで販売しているパソコン本体です。本体は大きくデスクトップ型とノート型に分かれるのですが、これはまた別途説明します。さて、パソコンは本体だけでは何もできません。こう書くと「何言ってんだ、ゲームとかインターネットとかできるでしょ」と言われそうですね。確かにパソコンを使えば、ゲームやインターネットだけでなく文書を作ったり印刷したり映画を見たりすることができます。しかし、それはすべてソフトが提供しているものなのです。画面に何かを表示させたり、キーボードを打つと文字が表示されたり、マウスを動かすと矢印のようなものが画面を右往左往したり・・それらすべてがソフトが提供しているものなのです。

なんとなく、わかってもらえましたか?
映画と映画館の関係と同じで、パソコンのハードとソフトもお互いを必要としているのです。